専務手記
紅と青のピカピカ。
2011.11.10
この写真はですね、先日行われた地域対抗カラオケ発表会・・・ではなくて。w
ある地域で行われた夏祭りの花火の様子を鑑賞している写真です。
実は現在ある計画がありまして、それに向けて花火業者さんをお招きして
勉強会をしている様子なのです。
今まで普通に「きれ~い♪」とか「すご~い!」とか、何気なくみていた花火ですが
今回業者さんに色々なお話を聞いて、奥の深さを垣間見たような気がします。
火薬の量やら、お客様との安全な距離、また消防や警察、航空関係との調整など
色々なお話を聞いた後、なんでも質問して下さい!との事だったので、
僕は以前より気になっている事を聞いてみました。
それは「花火の色。」
いつも夏祭りなどで夜空を綺麗に彩る花火。鮮やかな色で皆の目を楽しませてくれ、
数えきれないぐらいの色で演出していると思うのですが・・・
「どうしても出せない色ってあるんですか???」
今回滅多にないチャンスなので質問してみると、意外な答えが返ってきました。
「花火は出せない色の方が多いんですよ~。」
えぇ?本当?!
以前より薬品の扱いの規制が厳しくなり、使用していた薬が使えなくなっているらしく、
出したい色が思うようにいかない場合が多いそうです。
お話をきいた業者さんは、
「僕は深~い赤色、紅の色を出したいんですよね~」と、おっしゃっていました。また、
「バ~ン!と花火が開いた後に、ピカピカと点滅する花火がありますよね?よく赤やら白やら黄
などは見た事があると思うんですけど、あれの青バージョンはまだ作れていないんですよ!」
日本には約200社ほどの花火メーカーがあるらいいのですが、現在どこのメーカーにもないそうです。
他にも様々なお話を聞けて、今後花火を見る時がとても楽しみです。