専務手記
霧島探検 Episode2
2012.05.19
先日の投稿に続き第2弾!
霧島探検の続編で、今回も霧島神宮の話。
皆さんは霧島神宮に伝わる七不思議をご存知ですか??
どれぐらい前から伝わる物なのかはわかりませんが、
霧島神宮にまつわる7つの不思議(?)な事があります。
・文字岩・亀石・風穴・両度川・御手洗川・蒔かずの種・夜中の神楽。
それぞれの説明はアップする際にさせていただきますが、
今回は亀石と風穴について。
現在、霧島神宮には通常使われている参道と、
以前、神宮に参拝する為にメインで使用されていた旧・参道があります。
鹿児島県や霧島市に在住で、霧島神宮を年に数回は訪れると言う方でも
ここの旧参道をご存知じゃない方も多いかと思います。
亀石と風穴はその通り沿いにあります。
まずは亀石。
なんとなくネーミングから概ね予想は出来るでしょうが、
これはどのような物かと申しますと・・・・
そうです。亀にそっくりな石です。
(右側が頭部で、甲羅から頭を出してる様子ですかね。手前が頭かなぁ・・・。)
言い伝えによると、亀が神様との約束を破り、罰として石にされたとか。
江戸時代の書物の中で霧島神宮が紹介されており、
ここの階段が「亀石坂」と記されているので、かなり以前より言い伝えが
残っているようですね。
次は風穴。
風穴とは具体的には岩の事を指し、亀石のすぐ近くにあります。
以前は岩の上に観音様が安置されており、岩からは絶えずすきま風が吹いていたそうです。
残念ながら現在では風を体感する事はできません・・・。(*_*)
長い歴史の間で詰まってしまったんでしょうね。
ついでに、七不思議の中で・蒔かずの種・夜中の神楽は画像でアップできませんので、
簡単に説明すると、
蒔かずの種・・・霧島の山中や竹林の中に種を蒔いてもいないのに稲が育つ事があるそうです。
詳しくはわかりませんが、天孫降臨のころからの種子が残っているとも言われます。
夜中の神楽・・・深夜に神楽のような音楽(音?)がこのあたりでするそうです。
昔、霧島神宮の場所が変わった際には、深夜に社殿の奥の方より神楽が鳴り響き、
神官や一般の方まで聞こえたそうです。
まだまだ霧島探検ネタはありますが今回はここまで!次回へ続く~!(^.^)/~~~