専務手記
正しいメーターのタメに。
2012.06.27
25日・26日に中村タクシーでは「メーター検査」が行われました。
「メーター検査」とは、
皆さんもご存知のタクシーに付いてるメーター。
このメーターのおかげで、お客様がご乗車いただいた時の料金がわかるのですが、
このメーターが故障なく、しっかり適正価格で表示されているか、の検査になります。
タクシー会社では1年に一度この検査を受けなければいけなく、
当社は毎年この時期に行っております。
会場は当社の本社にて行われ、近隣のタクシー会社様も数社合同で行います。
検査内容としては、
①タクシー車輌の左後輪にセンサーをつけます。(ガムテープ)
②ジャッキで後輪を持ち上げます。
③検査官(陸運局)に助手席に乗ってもらい、ドライバーが時速40kmになるように
アクセルを踏みます。
④しばらくタイヤを回転させると、料金が初乗りの600円から650円に上がります。
⑤その際のタイヤの回転数や走行距離を調べる。
と、簡単に言えば以上のような検査です。
検査が終了したメーターは検査官の方に印鑑をもらい、
メーター機械の電子系統をいじる事ができないように、
金属の部品で封印をしてもらいます。
この封印は無理にこじ開けると二度と元通りにはならないシステムになっており、
次の検査の際に、異常が見つけられると
重たい処分が科せられる事になっております。
タクシー会社はこのようなメーター検査が全車に義務付けられており、
このおかげでお客様には安心してタクシーをご利用いただく事ができます。(^-^)
タクシーで一番重要と言っても過言ではないメーター機械。
今後もしっかりと検査を受けていきます!
追記
我が社の車イス専用タクシーなのですが、
この一台だけは出張検査ではメーター検査できません。
なんでも、車体を斜めにしてアクセルを踏む事でABSが機能し、
正常に検査できないんだとか・・・。
毎年の事なのですが、
本日の雨の中、鹿児島市内の産業道路の一番南側の方にある、
鹿児島陸運局まで検査に持って行きます。(片道1時間半。)
では、行ってまいります。(^_^;)