専務手記
外国人観光客訪日旅行拡大誘致。
2012.07.30
先日、久しぶりにセミナーに出席して参りました。
いつも大変お世話になっている、南薩観光㈱の菊永社長様が事務局をされている、
南九州観光誘客促進連合。そこが主催で開催された
「鹿児島インバウンド・カンファレンス セミナー」です。
インバウンドとは、観光業では最近よく耳にする言葉なのですが、
簡単に説明するならば、「海外の方に日本に遊びに来てもらう」事を言います。
(他業種では他の意味合いもあるようです(^-^))
セミナーは城山観光ホテルで開催され、
始めに九州運輸局の河原畑様(企画観光部長)より、
最近の九州の訪日外国人の数や内訳、今後の動向などをご説明いただき、
続いて鹿児島県観光交流局の長野次長様より、
現在の鹿児島県での誘致の取り組みや、最近行われたイベントなどを
ご説明頂きました。
その後のメインセミナーは、最近海外進出やインバウンド事業にも
大変力を入れられ着実に成長されている㈱ドン・キホーテの
中村好明ゼレラルマネージャー様にご講演いただきました。
最近のドン・キホーテの海外に向けての取り組みを具体的に、
(銀聯カードの導入や、免税対策、顧客管理効果のあるパスポート等)
説明していただき、インバウンドは目先の事だけではなく、長く活動していく事が
大事である、とお話していただきました。
また、私が一番記憶に残っているのは
「欠員補充的な考えでは失敗する」と言う言葉です。
正直、それを聞いてギクッとしたのですが・・・
日本国内の人口が減少し、観光人口も減り、
また観光地なども次第に淘汰されている現在、
「お客さんが減ったから海外から呼ぼう!」の考えは通じない!と言う事です。
言葉や文化、物事の捉え方など、様々な事が違う外国の方々ですが、
しっかりと「おもてなし」の心を持ち、対応する事が大事と教えていただきました。
また、一つの企業努力だけでは限界があり、みんなで協力する大切さも
教えていただきました。
今回のセミナーを通じて本当に多くの事を学べたと思います。(^-^)
有難うございました!!